2017年のクールビズっていつから?期間やその他の注意点を紹介

「あれ?クールビズっていつからだっけ?」と困っているあなた!

今年のクールビズ期間は、5月1日~9月30日までです。

クールビズは徐々に定着してきましたが、会社によってルールが異なります。

今回はクールビズの基本から、気をつけてほしい注意点まで解説します。

この記事を読めば、「クールビズ」に関しての知識が分かるようになっています。

クールビズは温暖化対策のひとつ

クールビズと聞くと、薄着で仕事をするという「ファッション目的」なイメージを持つ方もいるでしょう。

しかし、クールビズは日本の環境省が行っている温暖化対策のひとつです。

クールビズ自体は、夏場に使用する冷房の節約のため、軽装をすることをキッカケに始まった政策です。

28℃以上の室温に対応できる軽装の服装を指して、こう呼ばれています。

 

スタイリッシュという意味合いの「クール」と、ビジネスを意味する「ビズ」の造語であり、環境省の一般公募により決められた言葉です。

ちなみに環境省によると、2017年のクールビズの期間は、5月1日から9月30日までとなっています。

 

「28℃以上の室温に対応できる」ことがポイント

上記でも触れましたが、クールビズの目的は「28℃以上の室温に対応できる軽装」をすることです。

そのための方法は、薄着になるだけではありません。

扇風機やうちわ、といった冷感を感じられるグッズを使用するという方法もあります。

つまり、「体感温度を下げて、冷房の温度を下げないようにする」ことが、クールビズのポイントだといえるでしょう。

 

実は、夏場の冷房の下げ過ぎによる血行不良なども問題となっております。

クールビズを実践することは、「冷え性や抜け毛、夏バテ」などを防ぐという、健康面から見たメリットもあります。

 

さらに、「ビズ」という言葉自体はビジネスを意味しています。

クールビズは温暖化対策という側面だけでなく、ビジネスの効率化も含まれていることを理解しておきましょう。

 

クールビズの服装は会社によって違う

「クールビズは軽装をすること」と分かっていても、「実際、どこまで軽装をしていいのか?」と思っている人も少なくはないでしょう。

実は、こればかりはそれぞれに勤めている企業によっても基準が違います。

『完璧なクールビズスタイル』というものは存在していません。

例えば、「半袖シャツをOK」とする企業もあれば、反対に「半袖はNG」とする企業も少なくはありません。

 

また、「ファッション雑誌やテレビで紹介されているから」といって、自分で勝手にクールビズのスタイルを作ると危険です。

なので、自分が勤めている会社に相談をしてから、「会社のクールビズスタイル」を確認しておきましょう。

 

ノーネクタイは基本的にOK

クールビズのスタイルの定番として、「ノーネクタイ」があります。

これは多くの会社で、許可されているスタイルですね。

ネクタイをすることは社会人として基本ですが、正直にいうと「夏場のネクタイは苦しい!」

また見る側としても、首元が苦しそうで暑苦しくイメージを持ってしまいます。

なので、ノーネクタイはクールビズスタイルでは許されることが多いです。

私は会社員をしておりましたが、クールビズ期間はノーネクタイでした。

 

ただし、ノーネクタイスタイルをする場合はシャツ選びに注意すべきでしょう。

例えば、レギュラーカラーのように一番上のボタンをあけると、だらしなく見えてしまうものなどは注意です。

ビジネスで使用したいのであれば、ボタンダウンのような、キチッとしたビジネス感が出るものを選ぶと良いでしょう。

 

半袖シャツについて

半袖シャツは、非常に涼やかで軽やかなイメージを与えるため、クールビズスタイルにはもってこいのアイテムです。

ただし、業種などによっては半袖シャツはカジュル過ぎると判断され、マナー違反と思われる可能性があります。

例えば、オフィス内だけで仕事ができる場合は良いですが、お客さまが来たり、訪問するなどする状況がある場合は注意してください。

上司に相談して、「半袖シャツがOKかどうか」確認しておきましょう。

 

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クールビズについての「3つの注意点」

クールビズの注意点についてまとめたので、下記の3つの点に注意しましょう。

 

  • 新入社員は会社に確認しよう
  • 短パンやサンダルなどの軽装はNG
  • 営業の場合は、取引先についても考えよう

 

では、詳しく説明していきます。

新入社員は会社に確認

4月入社で、5月からいきなりクールビズスタイル…。

正直、新入社員の場合、どうしていいか分からないでしょう。

なので、確認が必要です!

実際に、クールビズを取り入れるか否かは企業によって違い、期間も異なります。

 

オススメの方法はクールビズ期間でも、予備のネクタイを持っておくことです。

事前に準備しておけば、必要な時にすぐネクタイを結びことができるからですね。

営業職で外回りが多い場合は、ビジネスバッグにネクタイを入れておくといいでしょう。

 

短パンやサンダルの軽装はNG

クールビズを「カジュアルスタイル」と勘違いしてしまう方がいますが、それは間違い!

クールビズは、温暖化対策や作業効率のアップが目的です。

クールビズ期間だからといって、サンダル、短パンなどで出社すると、明らかに社会人としてズレていると判断されるので注意しましょう。

ただし、無地のポロシャツなどはOKの会社もありますし、デザイン系であれば短パンも許される場合もあります。

社風を考えたり、対外的な部分も含めてクールビズ用のアイテムを揃えておくことをオススメします。

 

営業の場合は取引先についても考えよう

営業をしている人は、クールビズ期間の服装に注意しましょう。

社内だけで仕事をこなし、外部からのお客さまにも対応しない仕事の場合、ノーネクタイでも許されるでしょう。

しかし、対外的な接触が増える営業の場合は、そうはいきません。

営業は、いわば会社の「顔」です。

もし、だらしないスタイルであれば、「この会社はダメな場所」と、イメージを落としかねません。

 

まず、取引先の状況に応じて服装は変化させましょう。

普段、付き合いがあり、カジュアルな対話ができる取引先であれば、ノーネクタイでも許されるかもしれません。

ただし、相手先に初訪問する場合や、相手先がネクタイ着用必須、目上の人たちとの会合など、ネクタイを着用した方が良い印象を与えられる場合もあります。

社会人として、どの選択がもっとも賢いのか、これもしっかりと頭に入れておくことが重要です。

 

まとめ

環境問題から発展して生まれたクールビズというスタイルですが、まだまだ国内の全ての企業に浸透しているわけではありません。

クールビズが許されている企業であっても、基本は「ビジネスに対応可能」「清潔感がある」「社会的信用を落とさない」という、こういった部分は忘れてはなりません。

 

クールビズスタイルであっても、そうでなくとも、デキるビジネスマンは「清潔感」を大切にします。

ぜひ、クールビズの基本を理解し、自分のなかで臨機応変に応用させていきましょう。

 

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